題材2 「集中力アップ」 |
美術ⅠⅡⅢ | 絵画 | 1~3年 | 1時間 |
アイドリングと積み重ね
毎回、授業開始10分間は友達をクロッキーするという実践が小学校で行われていた。まだ授業時間が削減されていない頃で、2時間連続だからできたのだろうが、手と目と脳を連動させる効果的な取り組みだったと思う。
さあ、これから楽しい美術の時間だという気持ちの切り替えのためにも、こうした取り組みを推奨したいものである。
マラソンのように徐々に走り出す
マラソンは自分の限界に挑戦する厳しい競技で、物を創造するときと似ている。単調な走りを黙々と続けているうちに、何かが見えてくる。学校では、時間に追われて結果を早く出そうという焦りが、教員にも生徒にも見られる。
マラソンのように、じっくりとした取り組みで集中力を高め、確かな表現力を身に付けてられるようにしたい。